![]() | ケチャップマン (2008/01) 鈴木 のりたけ 商品詳細を見る |
先日、待ち合わせで行った丸善で見つけた本。
題名から、図書館じゃ扱わなそうな感じ、しかも自費出版を多く手掛ける(=作品のレベルが揺れやすい)出版社だし、その出版社が絵本を出すこと自体びっくりだったので、こういう機会じゃないと、と思って手に取った。
おお!
この表紙。シュール!
こういう不気味なの、私だーいすき。
ケチャップマンと云いながら、容器に入ってないし、トマト買ってるし。もしかすると、これからケッチャップができるまで、とかいう話になるのか?と思ってページを開く。
<あらすじ>
ケチャップマンはケチャップ容器。屈めばケチャップ、飛び出す始末、何分見た目がこれでは就ける仕事もひとつもない。それでも、なんとかポテトフライの専門店に雇われた。個性を生かせる仕事でなく、怒鳴られなじられフライを必死を覚える日々。ところがある日、やって来たるはトマト頭のトメィト博士。あれがほしいと、指差す先に「ケチャップマン」!
とまぁ、これから先は読んでのお楽しみ。こう云う本は、説明しても面白くない訳で、気になった人はなんとしても現物を見てみてね。
本文も7・5調の調子のいいリズム感。作者のHPにリライト前のストーリーが出ていますが、えらく説明調の長い文章です。それに比べ、絵本になった削りに削った文章でこそ、このシュールなイメージをうまく引き出しているように感じます。
気持ち悪い、と云う人が多いと思うし、後世に残る不朽の名作には恐らくなりはしないと思うけど、健全じゃない絵本っていうのも必要だと思うのよ、わたくしは。
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